世界のふちの春風を押す
施餓鬼会の名残り
尾甲
2021年07月16日 19:34
七月十五日は浜松市では新盆、遠州大念仏である。犀ヶ崖古戦場で一度だけ太鼓を撫でるような撥捌きを見たことがある。そんな大掛かりなものでなくても、毎年七月十五日には近所の寺の無縁塔のあたりで施餓鬼会をやっている。施餓鬼棚や施餓鬼幡も設けられる。当日は仕事があり、参詣できなかったけれど今日見たら「三界萬霊等」と書いた札が残っていた。かつて潰えたあらゆる生命へ思いを馳せ、掌を合わせる。
児はきのう掌を合わせたらしい。
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